人はなぜ、人を殺してはいけないか。
- 2008/06/10(火) 23:38:53
彼女がいない、仕事を首になった、友達がいない、人生にチャンスが無い、孤独、絶望的。
こんな言葉や背景に、この事件の真相を解明しようとすべきではない。
誰だって、多かれ少なかれこのような感情を抱き、悩み、苦しんだ経験は有るし有って当然。
現代社会の抱える格差問題などを引き合いに出してはいけない。
それが原因なら、今の社会は殺し合いが起きているはずだ。
事はそんな単純な問題ではなく、彼個人の問題でもなく、現代社会の抱える問題でもない。
人間とは、このような事を引き起こしてしまう可能性のある生き物であると言う事。
「皆死んでしまえばよい」と思えるぐらい絶望的になることは誰だってあるはず。
本当にやってしまうかどうか。
思うだけか、本当に実行してしまうか。
可能性としては「紙一重」でもある。
が、現実は「簡単に超えてしまう一線ではない」。
人はなぜ人を殺さないか。(殺してはいけないと思うか)
こちら側(殺してはいけないと思っている我々)が当然と思っている、この感情、認識はどうやって生まれるものなのかを真剣に考えないといけない。
どうすれば、人は「人を殺してはいけない」と思えるのか。
真剣に考えないといけない。
軍用ナイフを販売しないようにする。とか、ネットの書き込みを監視するとか。
彼のような若者の異変を周囲の人が事前に察知するとか。
そんなことではない。
どうすれば、人は「人を殺してはいけない」と思えるのか。
この当たり前の感情が、どうすれば得られるのか。
人間とは、このような事を引き起こしてしまう可能性のある生き物であると言う事実を認めた上で、真剣に考えなければならない。
僕にも子供がいる。 彼も人間。 そして、僕は彼を愛している。
真剣に考えなければならない。
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